新生・ネオゴルゴム誕生! 前編
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RXは、以前クライシスのゲドリアン基地から助け出した秋月杏子 ―シャドームーンの妹― が

近くの街で暮らし始めたのを知り、その様子を時折り影から見守っていた。

















RX( …出てきた、杏子ちゃんだ!)           


RX( オープンカフェのアルバイトで生計を立てているのか。生活も大変だろうに )



RX( ゴメンね、杏子ちゃん。こんなに近くに居るのに俺は力を貸してやれない。
    もうキミに俺や信彦のことで辛い苦しい思いをさせたくないんだ。だから姿は現さないよ )















【ライダー邸】






RX「…ただいまぁ」
           スタスタ…


2号「おぅ、今日はずいぶん買出しに時間かかったな」

RX「え? あ、ああスミマセン。ちょっと友達に会っちゃって… じゃ食材をしまってきますから」

2号「メシはキッチンにオマエの分が残してあるから、勝手に食え〜」

RX「今日の給仕当番って誰でしたっけ?」

2号「聞くな。食う気なくす」


RX「そうか」 なんとなく想像ついた

    スタスタ…




2号「お、おい、RXちょっとTVを見てみろ!」


  ヒョコッ
RX「え? 何です??」


《TV映像》レポーター『―――というわけで、本日の“日本の若社長!”のコーナーは、AKIZUKIの秋月信彦社長さんに…』

《TV映像》信彦『こんにちは』





 2号「こ、これってアイツだろ!? 笑ってるぞ。ブキミ」


 RX「

 RX「の、信彦…! 何でアイツがテレビに出てるんだ!? これは一体…」


                   ダダダダダダ…










                  *                  *                    *









                                    ュウウゥ―…

RX( 心配だ。もしあの放送を杏子ちゃんが見たりしたら…! )





  ドルルル…
              キッ
 
 RX「部屋の電気が消えてる。杏子ちゃんはまだ帰ってないみたいだ。それとも寝たのかな?」




アクロバッター『PPPP! チカラヲ感ジル! モウヒトツノ きんぐすとーん ノ チカラヲ!』

RX「きっとシャドームーンだ。 アクロバッター、力を強く感じる方向へ行ってみてくれ」

アクロバッター『…』

RX「大丈夫、俺がついてるから心配ない。頼むよアクロバッター」

アクロバッター『…ワカッタ』




















                                          リーン




                                                      リーン




                        リーン…






アクロバッター『コノ森ノ 奥カラ チカラヲ強ク感ジル。ワタシハ コレ以上 近付クコトハ デキナイ』


    ザッ
 RX「わかった。ここからは歩いていくさ」

 アクロバッター『RX、気ヲツケロ』

 RX「うん。そこで待っててくれ」



               ガサガサ




       

 
               コツ…                         
RX( …森を抜けたら、なんだか洞窟に入っちゃったな… )  

RX( それにしても、なんだか見覚えのあるような感じのトンネルだなぁ… )

                ツ…

                                                                ザワザワ…
 

                                                   ガヤガヤ…

RX( なんだ? ざわめき声が聞こえてきたぞ。 誰が集まっているんだ… )


RX「―――――!」                  


  RX( ゴ、ゴルゴム…! )



RX( そんな! ゴルゴムが今頃どうしてまた… 怪人たちまで復活しているじゃないか! )



                                                      ザワ ザワ
                          ガヤガヤ…



 トコトコ…

杏子「…」

                                         ガヤガヤ


RX( !! き、杏子ちゃんだ! なぜ杏子ちゃんまでがここに… )

                                                             ザワザワ…
シャドームーン「ムッ」

      ュウッ  
                 ボムッ!         

RX「ぐぅっ しまった、見つかった!」

                          どよどよっ
カニ怪人「侵入者だ」

ノミ怪人「何者だキサマは!」


    タッ
RX「シャドームーン! 今度は一体、何を考えているんだ」



杏子「お兄ちゃん…」

シャドームーン「下がっていろ、杏子」


RX「シャドームーン! お前がゴルゴムを再興し、俺の命を狙おうというなら俺はいつだって受けてやるさ!」
          ダッ…

    シッ
RX「しかし、その野望に杏子ちゃんを巻き込むことは許さない! 絶対に許さない!!」

怪人たち「シャドームーン様ァ!

杏子「お兄ちゃん、危ない。 えいっ!」       コッ

     クルッ
RX( き、杏子ちゃんっxx ) キッ

    バサバサバ
コウモリ怪人「杏子様、危ないっ!」
   ガッ!


RX「…」

          サッ…




 コウモリ怪人「… 何者でしょう? いきなり不躾な輩ですね。森に捨てて参りましょうか」

 クワゴ怪人「全くだ。せっかくの宮殿最後の集会が台無しだ!」


 アネモネ怪人「気味が悪いわ。力のある人、さっさとコレ捨ててきて」





シャドームーン「この古い神殿とも今宵限りだ。そのままにしておけ。間もなく夜も明ける。それぞれの住みかに戻り暮らすが良い。
          ではしばしの別れだ」

杏子「じゃ、街に住んでいる怪人さんたちは一緒に行きましょ。森の怪人さんたち、次回の集会まで元気でね」


ベニザケ怪人「うっうっ… シャドームーン様ァ」

ケラ怪人「泣くなよベニザケ! 俺達水生怪人は街じゃ息苦しくて暮らせないんだ! ここで笑って見送ろう」

キノコ怪人「そうだ。ウン、そうだ。俺も森の住人だからな…」


ハチ怪人「じゃあみんな、日が昇る前にサッと解散だ」

                 どやどや…


                                           ぞろぞろ



          わいわい…





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