6月の雨 中篇
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【ライダー邸】



2号「おい、ストロンガー。 おまえいい加減に家に帰ったらどうだ。タックルちゃん心配するぞ」

スカイ「ていうか、作業てつだって」

ストロンガー「♪〜… 」 ロリ           





                 チャ☆


    スタスタスタ…

V3「遅くなりました」

           ばったり

 V3「!」

 ストロンガー「?」


 V3「… あ、た…ただいま」
    あせっ


 ストロンガー「へ?  あ、『おかえりなさい』」 ??へんなの??



X 「オイ、見たか。 V3がストロンガーの顔見て『ただいま』だとよっ」    
    ボソッ

ZX「ストロンガー先輩を明らかに意識してますよね!」
    ひそひそ

ライダーマン「おい、よせよ。V3はそんなヤツじゃないぞ」


 スーパー1「そういや昼のパトロール中、街でV3先輩とタックルさんを見かけたんです…」

 X 「ホントかよ? …ったく、あいつホント女のコにゃ甘いんだから」

 ZX「野郎と怪人にゃ、鬼のように容赦ないッスけどね」


 スカイ「チェッ。見損なったなぁ、V3先輩!」
     ポイッ



RX「……」

ZX「俺たち後輩組は、絶対ストロンガー先輩の味方だよな」

スーパー1「よせよ。 よくないぞ、そういうの」
RX「あ、V3先輩がまた出掛けるようですよ」         


X 「ホラ、また出てく。まったく何処へ行くんだか」

ライダーマン「…」












 【ストロンガー・タックル邸】








               




                                 シトシト









               シトシト…
   












 V3「タックル、これはちょっと小さいよ。もう一回り大きいほうがいい」

 タックル「そっか…」




タックル「じゃ、次こっちの寸法とらせてね。じっとしてて」

V3「やれやれ…」

ストロンガー( …… )               

             タッ

           タタタタタ…




  ピクッ
V3「―――?」



タックル「なに?」

V3「いや、なんでもない。気のせいだ」



V3「タックル。まだストロンガーと喧嘩してるのかい?」

タックル「……」

V3「正直なところね、やはり気が向かないんだよ。あいつに黙ってキミと会っているのは」

タックル「お願い。もう少しだけ、明日まで黙ってて。明日までにはきちんと何とかするから」

V3「そもそも、喧嘩の原因はなんなんだい?」

タックル「…」





タックル「あいつね、あたしに言うのよ。 『もう戦うな』…って」



V3「―――…」

タックル「そりゃね、あたしはあなた達みたいに強くもないし、ライダーマンみたく頭がいいわけでもない」

タックル「でもね。今まで一緒に戦ってきたのよ! 邪魔に思われるんだったら、少しでも強くなってやろうと思って」

V3「……」


タックル「… ううん。違う。置いてきぼりにされるのが怖いのよね、あたし」



V3「それで急に俺の特訓場へトレーニングに来たんだね」

タックル「だって、こんな頼りないんじゃ確かにアイツの相棒っていえないでしょ?」

V3「そんなことないよ」

V3「キミは頼りにされてる存在なんだよ。だから、キミに万が一のことがあると困るから、戦いから遠ざけたかったんだよ」


V3「同じ戦場に立つことだけが、仲間の役割じゃないと思うんだ」

タックル「…」


V3「キミはいい相棒だよ」 フッ





タックル「…――――」





















【ライダー邸】









     カチャ☆


V3「…」
   スタスタスタ…



1号「帰ったか、V3」

V3「先輩。ハイ、遅くなってすみません。作業すぐに手伝います」

1号「いや、いいんだ。キッチンでちょっと話いいか?」

V3「え? あ、はい」

        とことこ…






1号「V3。実はストロンガーとタックルのことなんだが、どうもここんとこ喧嘩状態らしい」

V3「そのようですね。ストロンガーのやつ家に帰ってないようですし…」


 1号「うん。 V3、おまえタックルと会っているらしいが?」

 V3「え? あぁ、なんだ知ってたんですか先輩。イヤァ実はそうなんですよ」
    ハハ

 1号「ぅん?」






V3「弱っちゃいましてね。…どうも彼女と一緒に居ると、まるで――― 」 
            し っ


 V3「んっ?」

 1号「!」



 2号( … バカどもxxx )







V3「さ、さぁみんな。 明日は朝も早いんだ。さっさと用を済ませて寝てしまおう」




 ぼそっ…
X 「あやしい…」

スカイ「ウン」

ZX「うん」




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