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今年も梅雨がきた。 【ライダー邸】 サ――――――…1号「やっと雨が小降りになった。じきに上がりそうだな」 ![]() ストロンガー「まったく、雨、雨、雨。梅雨どきは苦手でいけねぇや」 X 「おまえ電気つかうからなぁ。雨も上がりそうだし、今のうちに帰れよ?」 ストロンガー「…」 しらーんふり せっせせっせ… RX 「なんで、ストロンガー先輩が今時分ライダー邸に来てるんです?」 ボソッ… スカイ「タックルさんと今朝ケンカしたらしいぜ」 RX 「はぁ〜ん… 原因は?」 スカイ「聞くだけヤボだよ。 どーせ、つまんないことさ」 【V3の特訓場】 シトシト… シト… パシャッ V3「トゥ!」 ビシッ ビシッ V3「雨が小降りになってきたな。 さぁ、あと1セットやってから帰るか」 シュッ タックル「いたいた。 V3ぃ〜〜!」 とことこV3「やぁ、タックル。どうしたんだい? こんな所へ」 タックル「ここってV3の特訓場なんでしょ? あたし、あなたにお願いがあって来たの」 V3「俺に?」 タックル「V3、私のトレーニングコーチになって! 私も特訓して強くなりたいの」 V3「えぇっ、キミが?」 タックル「お願い!」V3「… 悪いが、改造人間とはいえキミはハードな戦闘向きじゃない。無理はやめておくんだな」 タックル「それでも特訓すれば少しは強くなれるじゃない。あたし、今よりもっと戦えるようになりたいの!」 V3「さて、どうするかな。やるからには俺は手加減しないよ? ついてこられるかい?」 タックル「負けないわ」 V3「フム。 よぅし… そこまで言うのならまずはテストだ。なにか得意の技でかかってきたまえ」 ![]() タックル「電波投げ!」 V3「おっとっと」 すってんころり パンパン… V3「なるほどね。じゃ、また同じ技を俺にかけてごらん?」 タックル( ぜんぜん効いてないみたい…×× ) タックル「電波投げ!」 V3「電波返し!」 ビュウッ タックル「わっ!?」 すってんころりV3「ハハハ、確かにこんな技だけじゃ心元ないかもな。 いいよ、トレーニングコーチ引き受けた。ただし少しの間だけだよ」 タックル「わぁ、ホント? ありがとうございまーす!」 V3「それと。やるからには手加減しないよ。付いてこれるかな?」 タックル「ガンバル!」 キッ それから、 V3コーチのもと、タックルの特訓がはじまった。 V3「もっと早く走れー! さぁ、ラストダッシュ!」 タックル「は、はいぃっ」 ひぃひぃ… ダダダダダダ… ザザ―ッ ![]() V3「よーし終了だな。今日はここまでにしておこう。よく根を上げなかったね」 タックル「ひ、ひゃい×× …ありがとうございましたぁ」 ぜぃ ぜぃ V3「明日も俺はここでトレーニングしているから、続けたいならおいで」 スタスタ… 2号「♪ンン〜 ン〜 ンンン〜〜 …およ?」 スタ ![]() タックル「あ、あの」 V3「なんだい?」 タックル「このこと、ストロンガーには内緒にしててほしいの」 V3「え?」 タックル「お願い!」 ![]() V3「そりゃまぁ… キミがそう言うなら。でも、あんまりいい気はしないな」 タックル「ありがとう! じゃ、ゆびきりネ。♪ゆーびきーりげーんまん ウソついたら…」 タックル「じゃあまた明日ーッ!」 てってって… V3「 『ゆびきり』 か… 」 フッ… ![]() 2号( …なんか、へんなもの見ちゃったかしらん×××? ) じっ… * * * 2号「――――…ってな」 ![]() X 「へぇ〜、それは興味深い話だねぇ。今朝のケンカと何か関係あるのかな?」 スーパー1「しっ、ストロンガー先輩に聞こえますよ」 もぅ 2号「けんか?」 スカイ「今朝タックルさんと喧嘩したらしくて、ストロンガー先輩はずっとライダー邸に入り浸りです。 今晩帰らない気かな?」 スーパー1「雨がまた本降りになってきたから帰れないんだよ、きっと」 X 「いいこぶりっこな事ばっか言ってんじゃないよ、オマエ」 スーパー1「そんなんじゃ…」 2号( しまった。みんなに言うんじゃなかったな ) オレ、おしゃべりみたい その晩、 ケンカのせいなのか、豪雨のせいなのか… ストロンガーは自宅に帰らなかった。 ――――― 翌日。 タックル「V3〜!」V3「やぁ、懲りずにきたね」 タックル「もちろん」 V3「ようし、今日もしごくぞ。ついてこれるかな?」 タックル「ガンバル!」 チュンチュン… チュン… ザッザッザッザ… ザッ… V3「ようし、ここらで小休止。呼吸を整えて」 タックル「ひぃ、ふぅ」 ![]() V3「大丈夫かな?」 タックル「だ、ダイジョーブ、このくらい…!」 ひぃ V3「ハハハ」 タックル「ねぇ、どうしてV3はそんなにしなやかに動けるの?」 V3「バネだよ。体操をやってたのもあるけど、やはり日々のトレーニングが今の俺を支えている」 タックル「ふぅ〜ん」 ポツ… ポツポツ… ポツ… V3「あ。また雨が降りだしたな。今日はこのくらいにして引き上げよう。俺も屋敷で作業を手伝わないと」 シトシト… タックル「雨… か」 ![]() クルッ タックル「ねぇ、V3!」 V3「なんだい」 タックル「V3って身長いくつ?」 V3「え? 180cmだけど」 タックル「ヤッタ! ちょうどピッタリ」 V3「???」 タックル「お願い! もう一つ。もう一つだけあたしの用事に付き合って。この通りお願いっ」ぱんっ V3「今度は何だい?」 V3「しょうがないなぁ… まぁ、こうなったらついでだ。付き合うよ」 ハハハハ… |
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