ナレーション:RX ストロンガー先輩には、相棒にタックルさんがいる。 RX「いってらっさーい」 ストロンガー「おう」 ![]() 行き先は聞かなくても分かる。タックルさんの家まで様子を見に行くのだ。 ガサガサッ ハッ ストロンガー「何ヤツ!?」 スタンッ クサリガマテントウ「チィッ、見つかったか!」 ストロンガー「きさま、デストロンだな」 テントウ「そうよ。我こそはデストロン怪人クサリガマテントウ。仮面ライダーストロンガー、勝負だ!」 ザッ ストロンガー「おぉっと。勝負と出られちゃこっちも引っ込むわけにゃあいかねぇな。来いっ」 ザッ タタタタタ… タックル「ストロンガーどうしたのっ? あ、怪人ね!」 ストロンガー「来るなタックル! オレ一人でやれる」 ![]() テントウ「じぃ〜〜〜〜…」 タックル「な、何よ!やる気!?」 テントウ「 I love you. 」 ![]() タックル「ほえ?」 テントウ「我が名はクサリガマテントウ。以後、お見知りおきを…♪」 ストロンガー「あxx アホかオマエッ」 電・キーック!! ストロンガー「くっだらねぇ。行こうぜ、タックル」 タックル「うん」 プスプス テントウ「おのれ、ストロンガー… !」 きゅう☆ 【デストロンの前線基地】 ドクトルG「バカ者! 勝手な行動をしおって!」 あせあせ テントウ「も、申し訳ありませんドクトルG! ひらにお許しを…」 ドクトルG「キサマは死刑だっ」 テントウ「ひぃ〜〜〜〜」 ササッ サイタンク「お待ち下さいドクトルG。クサリガマテントウは、あのライダーの仲間の女をオトリに何やら作戦を練って、 つい独断先行してしまったのです!」 テントウ「え? あー… ハイ、そうなんです。 ハイッ」 そうだっけか ドクトルG「作戦?」 サイタンク「題して『仲間をデストロンに改造しちゃえ』作戦。あの改造電波人間をデストロンにし、ライダーの寝首をかかせましょう」 サイタンク「なぁ、クサリガマ!」 コクコク テントウ「そ、そ、そうそうそうです」 ドクトルG「う〜… むむ。要は、ラァーイダ達の仲間を拉致して我々の手先にしようというのだな?」 サイタンク「はい」 テントウ「たぶん…」 ドクトルG「よかろう。その作戦、承諾した。サイタンク、おまえもクサリガマテントウに手を貸すがよい」 サイタンク「ははっ」 トコトコ… テントウ「た、助かったぞサイタンク。よく適当な作戦を口走ってくれたなぁ」 サイタンク「なに。手を貸すにはオレにもワケがある」 サイタンク「デストロン随一と言われるこの俺の怪力でライダーを討ち取り、名を不動のものとしたいのだ。 それには、相手もそれ相当な力自慢のヤツでなくては話にならん」 むんっ サイタンク「ストロンガーならば相手に不足は無い」 テントウ「おおそうか! では持ちつ持たれつ、互いに力を出し合おうぞ」 サイタンク「おぅ。オレはストロンガーを倒し」 テントウ「オレは… ふっふっふ♪ タックルをデストロンに拉致する@」 【タックル邸】 タックル「ストロンガー。もう帰るの?」 ストロンガー「ああ。…」 キョロ… タックル「どうしたの? 誰かいる?」 ストロンガー「いや。なんでもない。じゃな!」 スタスタスタ… ![]() サイタンク「ほー やばかった。見つかったかと思ったぞ。ストロンガーめ帰りおったな」 テントウ「夜寝静まるのを待って、彼女を誘拐するのだ@」 * * * ホ―… ホ―… ![]() タックル「zzz…」 サイタンク「そ〜っとだぞ。そぉお〜〜〜っと入れ」 テントウ「よっ…はっ… この窓、ちょっと高くって…」 ガタン ぬきあし さしあし… テントウ「よし、眠っている。そぉ〜っと…」 ガタンッ ストロンガー「てりゃっ 電パンチッ!」 バキッ! テントウ「げはっ☆」 ストロンガー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ! 悪を倒せと俺を呼ぶ! 俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」 ![]() サイタンク「やかましい! キサマいつの間にっ!?」 ストロンガー「こんなこったろうと思ったぜ! 帰ったフリをして、ベット下に身を隠していたんだ」 くらくら テントウ「お、おにょれ、すとろんがー☆★☆」 ムックリ… タックル「…」 ストロンガー「タックル、こいつらは俺に任せろ!」 タックル「ちょっと待って。…あんた、ずっとそこに居たの?」 ストロンガー「居た」 タックル「あたしがゴハン食べてる時も?」 ストロンガー「居た」 タックル「あたしがTVの映画見て泣いてた時も?」 ストロンガー「居た」 タックル「あたしがお風呂から上がって着替えてた時も!?」 ストロンガー「居た」 ドカ ドカドカッ! ![]() きゅう☆ ストロンガー「…☆み、見てねぇーよっ」 タックル「来い!デストロン」 テントウ( つ、強いかもしれん… ) サイタンク「えぇい、ままよ。ストロンガー勝負だ!」 スタッ ストロンガー「おっと、遊びはここまでだ。 タックル、下がってろ!」 ![]() タックル「…」 ツーン テントウ「やぁ〜い、フラれたフラれたぁ〜♪」 ストロンガー「るせい! てめぇもさっさとかかってこいっ!!」 サイタンク「戦闘なら俺にまかせろ! くらえツノえぐり〜!」 ドッドッドッドッド ズズンッ! ストロンガー「くっ」 タックル「ストロンガー!」 ギリギリ… ギリ… サイタンク「どうだ! ライダーV3をも捻じ伏せたオレ樣の怪力で貴様の胸を串刺しにしてくれる」 ギリギリ… ストロンガー「くっ… ヘヘン。忘れてやしねぇか、サイタンク」 サイタンク「なに!?」 ストロンガー「俺のパワーは、てめーよりずっと上なんだよ!うりゃっ!!」 サイタンク「ギャアァァ――! 俺のツノがぁァァ〜〜〜!!」 メキメキメキ! ![]() テントウ「サイタンク! まずいっ。よし、こっちだけでも」 タックル「なによっ、ヤル気!?」 ストロンガー「おぉっと、こいつはオツリだ。ツノでも受け取れ!」 シュッ― グサッ テントウ「ゲッ」 サイタンク「もはやこれまで…」 ドゴ―ンッ…! パラパラ… パラ… ガラ… ストロンガー「… ゲホ。爆発しやがった」 ![]() タックル「あたしの… あたしの家がぁ〜 どーしてくれんのよっ!」 わぁーっ ストロンガー「泣くなよ。 家ぐらいまた俺たちで建ててやるからよxx」 タックル「ぅあーん!」 ――――――んでもって、それから。 V3「家の工事はもう終了か。早かったな」 X 「まぁ、仮面ライダーに大工をやらせりゃこんなもんだ」 ストロンガー( それ自慢になるのか…? ) ![]() V3「タックルの事なんだがな、ストロンガー。 このまま独りで離れた場所に住まわせておくのは、考えものだぞ」 X 「そうだよ、オマエ。狙われたのは今回が初めてじゃないんだぞ」 V3「これを機に、どうするかよく考えた方がいいな」 ストロンガー「……」 * * * バタ バタ ドタ ドタ RX「ストロンガー先輩! 新しいタックル邸、完成したんだってー?」 ZX「あれ? ストロンガー先輩、旅行の準備?」 がさがさ ストロンガー「…」 X 「ストロンガーは自分の荷物まとめてんの」 スカイ「なぜ?」 2号「やつは今日からライダー邸を出て、お引越しダ」 RX・ZX・スカイ「えぇえ〜〜〜〜〜っ」 RX「なんでウッソー!? 一人でどこ行くんですかっ」 2号「ニブイやつだな。毎日わざわざ様子を見に出かけるより、あっちで一緒に居たほーが安心だろ?」 スカイ「え? じゃあ…」 ![]() 2号「まぁそういうことだ。オマエたちの親分も、とうとう出てっちまったな。 これでライダー邸もずいぶん静かになるか」 ハハハハハハ RX「……」 ストロンガー先輩はもう、このライダー屋敷を出ていってしまうのだ。 タックル「… おうち、大きくしといて良かったネ。ストロンガー」 ストロンガー「お、おう…」 わいわい わいわい ZX「よーしウルトラパンチだ!」 ズカイ「来いっ」 RX「寂しくなったから、さっそく遊びに来ちゃいましたよ♪」 わいわいストロンガー「xxx…」 …てなわけで、 つづく |