特訓!パワーライダーV3!?
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ライダー3号・V3は、対ヘビー級怪人戦が苦手だった。












V3「フゥム… ストロンガーはサイタンクのツノを腕力でもぎ取ったって?」

ライダーマン「実際、たいした怪力だよな。俺たち二人でもけっこう苦戦した相手だったのに」

ストロンガー「まぁ、俺はヘビー級怪人戦が専門みたいなもんスから」


V3( …… )


















【V3の特訓場】






V3「俺もこうしてはいられまい。さっそく対ヘビー級戦の苦手を克服するために… 特訓だ!




                          ドドドドドドド

V3「なんだ? 足音か…?」





     ドドドドドド
         ゅぅ――っっ
V3「あぅっ☆!?」

サイダンプ「おっと!」
   キキィ―――ッ                  

                      ズザザザザザァ――…          

   モク
        モク…


サイダンプ「ムッ!? 貴様はひょっとして、仮面ライダーV3だなぁ!?」


V3「?」

サイダンプ「俺の従兄の叔父の母の末っ子の息子のサイタンクが、仮面ライダーストロンガーにやられたと聞いた!
       その仇討ちに出向く所だったが…丁度いい、まずは仲間の貴様から血祭りにしてやる」

V3「なにっ? そうは行くか」

サイダンプ「俺はネオショッカーのサイダンプだ!くらえぃっ、サイダンプ・ダ――ッシュ!
     ドドドドド
V3「う!?」


      ン…!!



   

     ュ―――――ッ

                V3「だあぁぁ――――――……







サイダンプ「ハッハッハ! 勝った!!」





V3「… お、おのれ☆… &%$#@…」              ガラ…

  









【ライダー邸】







ストロンガー「えぇっ? 足でしっかり踏ん張る特訓!?」



V3「そうだ。頼む、力を貸してくれ!」

ストロンガー「そりゃあまぁ…。 オイZX、オマエがいいや。ちょっと顔貸せ」

ZX「なんスかぁ〜?」
   ひょこっ

V3「ZX、頼みがある。 20m先からダッシュして俺にぶつかってきてくれ!」

ZX「えぇえっ?」




       ってってってって


V3「よぉ〜しいいぞ! ZX、そこから猛突進してくれ〜」





ZX「ほ、ホントにいいんですかぁ〜っ?」


スカイ「大丈夫かなァ」

RX「ZX先輩の超突進とまともにブツかったら、フツーは顔が無くなっちゃいますよ」

ストロンガー「やばいかも…」

    ドドドドド



V3「肩の特殊スプリング筋肉に衝撃を集中すれば…!」

              スッ… 

 


      ュ―――…ッ 

                V3「あぁ――――――……







ZX「あ…☆」


ストロンガー「バカZX。加減しろってーの」

スカイ「やっぱ良く飛ぶなァ〜」

RX「ブラジルまで行っちゃうかも@」  たぁ〜まや〜













         ガ―――ン…

V3「だめだ…! 全身でぶつかってくる相手には、どうしても弾き飛ばされてしまう」 っくし




ライダーマン「体を重くしてみたらどうだ?」

V3「オモリを付けてみようか」

    ずっしり…


V3「だ、だめ。重すぎて動けない…×××」 ポーズが崩れちゃう

ライダーマン「やっぱりダメか」


アマゾン「V3、アマゾンも軽い。だけど…」

ZX「てぃあっ!」
        ドスッ…
   シッ
アマゾン「ホラ。ZXに突進されてもアマゾン飛ばない。見ろ」


ライダーマン「なるほど。単に体の重さが問題なわけじゃないって事か」

アマゾン「ソウ」

V3「本当だな。どう特訓すりゃいいんだ?」

ライダーマン「そんなに気を揉んでいても良い案は簡単に浮かばないさ。
        気晴らしに街でもパトロールしてこいよ。何かヒラメキがあるかもしれないぞ」

V3「フゥム… そうするか」
















【ふもとの商店街】












  てく
        てく

V3( …とは言ったものの、なんとか重量級の怪人に強くなれる、良い特訓方法はないものか)

               てく…



V3( ん、本屋か。今度のオートレースの特集号が出てたっけ。本郷先輩に… )




     

 V3「おぉ、そうだ! 重量級のスポーツと言えば…『月刊 大相撲』!!

         テテンテンテン♪









         パラ パラ…

V3( ………  )         

V3「う、美しくない…×××」  げんなり                  



V3「いやしかし、こだわってもいられまい。 さっそく屋敷に帰って、この本を見ながら特訓だ!
















            そして、V3の新しい試み・相撲を取り入れた特訓は始まった!








【ライダー邸 V3の部屋】








   パラ…

V3「なるほどなるほど… フム、まずシコを踏んで…と」

          どすこいっ  





     ョコッ

 1号「む?」

 2号「なぁ〜にやってんだァ? オマエ」



 V3「あ…××」 







1号「――――― なんだ、そんな事を悩んでいたのかV3」  

V3「先輩…!」


1号「俺がおまえを改造する時に最も念頭においたのが、その弾力あるしなやかな筋肉だ」

V3「はい」

1号「その肢体を包むゴムのような筋肉が、お前にスピードと優れた跳躍力を与えている。
   だが時にはそれが仇となり、重量のある相手にはゴムまりの如く弾き飛ばされる要因にもなるわけだ」

2号「そーそ。長所も時には短所になるってコト。お前はそういう体質のライダーなの@」


V3「はぁ…」

2号「第一、そんなヒョロヒョロした脚でお前にゃ相撲はムリだ」


V3「はっ! …そうだ、脚だ。 先輩、脚ですよ!」   



 1号「え? なんだ、もう少し短くして欲しいのか」 もったいない 

 V3「%&#☆!!」
    あわあわ



 2号「…違うってば、本郷」




V3「よぅし! こうと決まれば、気合を入れてシコ踏み特訓再開だっ」

    えっちら おっちら…




2号「およ。 なンだ、また始めたぜ?」

1号「ハハハハ。きっと何か良いヒントを掴んだんだ。黙って見守っておこう」

2号「ヒントねぇ」




















――――翌日。











【V3の特訓場】







                                           ゅううぅぅぅ…











V3「サイダンプ!  サイダンプ出て来い!」





          …ドドドドドド


V3「今日は決着をつけてやる!」

サイダンプ「フハハハハハ やられに来たか、V3! 今度は東の崖山までぶっ飛ばしてやるわ」
     ドドドド


V3( 特訓の成果を… 見せてやる! )



       ーンッ…    




   ピュ―――…ッ 
 
             V3「あぁ――っ…

  

 


サイダンプ「やった!」
              ウハハハハハ!

   



 

    V3「今だ!」    

      


 ルンッ
           っし!
V3「V3ィィー シコ踏みダァ――――ッシュ!!」    
                ュ―――ンッ!
        カッ☆
サイダンプ「おぉっ!?」
                ン…

V3「アーンド… 反転ィイ――――ッック!
        バキィッ!!

サイダンプ「ゲッ」



     ドゴ―ンッ!!        



                          パラパラ…


                                           パラ…





      シッ

V3「父さん、母さん、雪子! 志郎はとうとう勝ちましたっ!」

  









 

  
   強敵・サイダンプは倒した。



   がんばれっ、ぼくらのV3!


   負けるな、仮面ライダァーV3!











【The End】